子育て

真っ白な体操服をキャンバスにした息子。サインペンで豪快に書いたアートを家にあるものでシミ抜きした方法

幼稚園から持ち帰ってきた体操服をみて思わず叫んだ。

「なんじゃこりゃぁ~!!!」

息子よ…。使い始めてまだ1カ月ちょっとやで…?

これ、ふだんキミが着ている洋服より高いんやで…?

「でもさぁ~、お洋服にお絵描きがしたかったんよぉ~」と息子に可愛く言われ、それ以上何も言えなくなる親バカっぷり。

さすがにこれを使い続けさせるのは気が引けるので、「取れなかったら買いかえよう」と若干あきらめながらシミ抜きをすることにした。すると意外といい感じにきれいになったので、シミ抜き方法と結果を写真とともに紹介することにした。

シミ抜き準備

インターネットで染み抜き方法を調べると、サインペンの種類(油性か水性か)によって使用する洗剤が違うらしい。

ついているサインペンが水性か油性かなんて知らんがなと思いながら「幼稚園でついたんだから油性なわけない」という勝手な判断で水性用のシミ抜き洗剤を準備した。

おさとちゃ

ちなみに油性の場合は、中性洗剤の部分を除光液orエタノールに変更して染み抜きするみたいだよ♪ 落とし方の手順は同じでOKだけど、やっぱり水性よりも落ちにくいみたい!

夕方に迎えに行って、作業開始したのが夜だったから家にあるもので作業できて助かった♪

【実践】シミ抜き方法

1.シミ部分に中性洗剤を直接かける

※この時、胴を入れる部分からフェイスタオルを入れておく。シミ部分の下に厚めに配置する。

2.濡らしたハンドタオルでシミ部分をたたく

※だんだん面倒になってきてごしごししたくなるが、シミが伸びて広がるのでできるだけとんとんのみで!

私がやっているとやりたがって、来てくれたのでお願いした♪

範囲が広かったから約30分くらいやっていたと思う。この作業が終われば、完了も同然♪

このとき、タオルを中にセットしていなかったり、薄すぎたりすると背中側にインクが色移りすることがあるので、厚めに折ったタオルをセッティングしよう!

私もやらかしたので、キレイだった背中もシミ抜きする羽目に…

とはいえ、ついさっきついたばかりのものだから比較的すぐとれるから安心して!気が付いたら優先して取っておこう!

※シミ抜きは時間が勝負!

そんなこんなで、第一段階完了☆ここから私は更なる漂白を目指して一晩オキシ漬けを試みた。

苦労した甲斐あって、絶望的な部分はだいぶ取れた。途中嫌になってきて少しごしごししてしまったので、色が伸びている部分が気になる…。オキシクリーンがいい仕事してくれるといいなと期待をしながら朝を待つ。

※おまけ

ちなみに、挟んでいたタオルはこんな感じでペンのインクを吸い取ってくれた♪ これを見るとタオルにお礼を言いたくなる。

※その後洗濯機で洗うとタオルの汚れは、ほとんどとれたよ♪ 私は気にならなかったけど、一緒に回された洗濯物に移る可能性があるので、心配なものは別で洗った方がいいかも…!!

3.ぬるま湯で一晩オキシ漬け

これはお好みで。私は周りの薄汚れた感じもどうにかしたくて一晩漬けたけど、シミが取れて満足した方はそのまま洗濯機へINでも十分◎

洗面器でぬるま湯に粉を溶かして漬けたらあとは待つだけ!

オキシ漬はぬるま湯推奨。粉が溶けやすい◎

朝、楽しみに広げてみた結果…

濡れてるから比較しづらいけど、だいぶ良くなった気がする!! 私的には大満足♪ 

※右下あたりの黒い部分は、タグです。シミ増えてるやん!?と思うことなかれ。

4.洗濯機へINして日光干し

オキシクリーンを落とすために、数回洗い流して洗濯機で通常通りお洗濯をして干したら完了~では、乾かした最終結果をご覧あれ~

点がいくつか残っているけど、まぁこれくらいならいっかという結果に。

シミ抜き前と後の比較

スクロール続きで画像同士も遠くて比較しにくいと思うので、さいごにシミ抜き前と後の比較画像をチェックしてもらえたらと思う。 ※撮影場所や光の加減の違いなどはご愛敬で…スミマセン!

まとめ(感想)

家にあるもので、水性のマジックをシミ抜きする方法を実践してみた。かなり有効なので試してみる価値はある。シミはどんなものでも早期対応がカギとなり、時間が経過するほど取れなくなるため、気が付いた時は早めの対応を!

これで子どもが洋服を汚して帰ってきても、「まぁとれるか~」と心の余裕を持つことができる!…かも。家にあるもので簡単にできることが今回の一番のいいところ。

また、今回の方法は墨も有効。ピンポイントで「墨がはねた」場合は、その部分をつまんで水でもんでからタオルをセットし、ポンポンする方のタオルに洗剤をつけるのも◎ 書道部時代はよくやってたなぁ~と懐かしみを感じながらの作業で楽しかった♪

お試しあれ。