子育て

【幸せに生きるコツ5選】1歳児に教えてもらったマインドと行動【生きるヒント】

子育てに関する名言、ことわざ、ノウハウってものすごく多くないですか?産後直後、夫から離婚を切り出され別居を余儀なくされた私は、子育てに関して右も左もわからない状態だったので子育てに関する情報を集めまくりました。情報が多いことはありがたいけれど、考え方もそれぞれ。だから、こっちではいいと言われていることが、あっちではよくないとされていることもしばしば…。こんがらがりながら私が行き着いた答えは「私もこの子も何もわからないゼロ状態。だから一緒に成長する」こと。

「育児は育自」「子どもは3歳までが親孝行」という言葉を基に子どもを観察してみたところ、この考え方や行動で生きていけたら幸せかも♪ と思ったことがあるので、5つに絞って紹介します。子育てをしている方もしていない方も、幸せに生きていくためのヒントになると思います◎

1.切り替えの早さ

少し感情的に怒ってしまって申し訳なかったな…と思っているときでも、「さっきのやりとり、なかったことになってるの?」というくらい、切り替えが早い。ニコニコしながらこちらにピッタリ寄り添ってくれたときは、「こんなママでも許してくれるのですか?」と頭が上がりません。

おさとちゃ

この行動に何度癒され、何度たすけてもらったことか…

切替をうまくしたいと思ってはいてもなかなかできずに悩む人は多い感じがします…。でも、意識していくことで自然とできるようになるし、メリットもたくさんあります◎

切替が早いメリット

  • 落ち込む出来事が起きても暗い気持ちを引きずらない
  • 本人のメンタルが安定する
  • 切替えることで、次の行動を起こしやすくなる
  • 行動を起こし、失敗と成功を繰返していく中で決断力・判断力がつく
  • 自己肯定感が高くなる

※ やりすぎると、飽きっぽさや行き当たりばったりと思われることも…。よい加減で!

2.行動力(興味の方向への一途さ)

「欲しいもの(目的)」が明確かつシンプル。それに対して一直線に向かっていき、目的を果たそうとする能力が高い。気になることへの探求心もすごく、興味の対象をよく観察していることも勉強になります✨

散歩中は、かっこいい枝を探すために励む姿を見てそう思いましたꉂꉂ(๑˃▽˂๑)

おさとちゃ

大人がやっていることに対する好奇心も旺盛!見て即、実行!その素直さと行動力は私も後に続きたいものがあるよ~♪

行動力があることのメリット

  • 自分の実力を知ることができる
  • 新しい経験や人に出会うことができる
  • やってみて初めて理解できることがある
  • 考える力・判断力・決断力がつく
  • 成長することができる

※ 失敗する可能性もあるが、行動しないと成功はありません!

3.早起き

毎朝6時に目覚め、私を起こして眼鏡を渡してくれます。布団の中でゴロゴロしていると怒られ、渡された眼鏡をかけると満面の笑みで拍手喝采を受けますꉂꉂ(๑˃▽˂๑)

おさと

私としてはもう少し眠りたい…zzz でも早起きのメリットもたくさんあるみたいだよ♪

早起きのメリット

  • 時間に余裕ができる
  • 代謝が上がりダイエットに効果的
  • 体内リズムが整い、睡眠の質 向上
  • 仕事の効率が上がる
  • 朝日を浴びることで精神が安定し、前向きになる

安眠するには安心すること

起きることとは真逆の話になりますが、子どもは眠るため必要なこともわかっています。それは「安心すること」。

エピソード

ある日のこと。夜中にどうしてもお風呂に入りたくなり、お湯をためてゆっくりと過ごしていました。普段は夜泣きはなく、大丈夫だろうと油断していました。寝ぼけているのか、完全に起きているのかはわかりませんが、泣きじゃくりながらお風呂まで歩いてきました。すぐに出て抱き上げると安心してまたすぐに入眠しました。(私、髪からしずく垂れているんだけど…(´_`。)

その日から寝た後を観察してみると、夜中に何度か目覚めている様子でした。私が寝ているor起きているに関わらず私の存在あることを確認すると、そのまま安心してまた寝ていることが分かりました。。

安眠をするにはホットミルクを飲んだり寝る前にリラックスをすると良いと聞いたことがあるが、改めてその大事さを教えてもらった出来事だった。

おさとちゃ

確かに不安がある日は眠れない~!! 大きめのクッションを抱いて寝るのは大人でも安心できていいみたい♪

4.挨拶と笑顔

相手が反応しようとしなかろうと、人ではなく車だろうとニコニコして手を振ります。調べてみると、子育てあるあるのようです。現在1歳半の甥っ子も、もれなくみんなに手を振っています。大人も子どもも、そのかわいらしい姿につられて笑顔になり手を振り返してくれる人は多いように思います。毎日散歩をしていると、覚えてくれたり話しかけたりしてくれることが増えてきます。コロナで人との交流が難しい時期だったにもかかわらず、人の温かさを感じることができた時期でした。

『自分から挨拶をする』ことがコミュニケーションのキッカケになること、そして毎日続けることでよい人間関係が始まることを、30代で改めて1歳の息子に教えてもらいました。

自分から笑顔で挨拶をするメリット

  • 相手からの印象が良くなり、良い関係を築きやすい
  • 礼儀が自然と身につく
  • 人を笑顔にしたり元気にすることができる
  • 相手に安心感をあたえる
  • 会話をうみ、その後のコミュニケーションが円滑に

5.全身で伝えようとする意志(ボディランゲージ)

1歳の頃というと、1語か2語しか話すことができない時期で、言葉での意思疎通がなかなか難しくて本人もイライラしているときがありました。そこで自分で考えたのか、人間としての本能でできたのか、全身を使い表情と行動で意思を伝えてくれるようになりました。日本人はボディランゲージが苦手な印象をもっていましたが、人間は本能的にその能力を持っているのかもしれませんね。

ボディランゲージで完全に相手に趣旨が伝わらないとしても、「何かを真剣に伝えようとしている」という意思は伝わりますそれが伝われば、相手も真剣に受け取ろうとしてくれます。 何かを伝えたい、という思いが人間関係の始まりでその手段は何でもいいのかもしれません。

まとめ

1歳児と過ごし、観察したことで教わったマインドと行動について5つ紹介しました。

  1. 切替の早さ
  2. 行動力
  3. 早起き
  4. 挨拶
  5. ボディランゲージ

すべては「あたりまえ」「誰もが知っていること」かもしれませんが、ドキッとした方も多いのではないかと思います。「分かっている」と思わずに素直に今一度自分を見直してみてはいかがでしょうか。

大切なことは1歳児でもすでに持っていて、こちらから教えることは何もないのかも…。私の方が教えてもらう毎日。日々の生活や経験・環境の中で忘れがちなことを、何も持たない子どもだからこそできることは多いのかもしれませんね。

さいごに、子育て中で悩みの多いみなさまへ、大ファンの熊丸みつこ先生の言葉で締めます。

世の中には子育て必勝法のようなテクニックやこんなのNG!こういう育て方がベスト!みたいなのがあふれている。それよりも大事なことは子どもがいつだって教えてくれる。

大丈夫!子育て順調よ! 熊丸 みつ子  著