仕事

考えがまとまらない!時間だけが溶ける…「考える力」「思考力」の鍛え方

仕事で提出した書類を見た上司から「もう少しちゃんと考えて、修正しておいて」と言われた。自分では真剣に考えたつもりだったから、何をどう考え直して変更したらいいのかわからない…。そういえば、家に帰れば私自身が子どもに対して「ちゃんと考えて行動して!」と怒っていることに気が付いた。そもそも「ちゃんと考える」ってなに?…。

考える力(思考力)を養うためには、日々の積み重ねが大切です。毎日コツコツと地道にやっていくしかありませんが、その方法を知り少しずつでもやっていくことが大切です。仕事や育児で面白い発想を必要とするとき判断しないといけない場面で活かすことが出来るので信頼されやすくなります。家族や友人とのコミュニケーションでの悩みも減り、より生きやすくなるので知っていて損はありません。

時間をかけること=よく考えた、といえるのか

結論から言うと、NO!

ひとつのものごとについて、「時間をたくさん使ったからよく考えた」と思いたくなる気持ちになります。が!!時間をたくさん使って同じような角度からグルグル同じ場所で巡らせているだけでは「考えた」とは言えません。

同じようなところでぐるぐる回るだけならいっそ、散歩するか仮眠をとることがオススメ!

思考の量と質を確保する

「質」を高めることから始めると難しくて挫折しそうになるので、「量」を増やすことから始めましょう。 ☆考える幅を広げ、ひとつずつ丁寧に突き詰めよう!

「思考」の3要素

考える力は、↓3つの要素から成り立っています。「何について考えるか」と検討をし、対象とするものの範囲を決める「幅」を考えることから始まります。

深く考えずに、安易に結論を出すことを「思考停止」の状態といいます。思考の深め方を知らないと、短絡的な考えに留まり相手に何が言いたいのか伝わりにくくなる恐れが…。それは、自分自身が本質的に解決できる部分までたどり着けていないことが原因。それと同時に、様々な「角度」から見る目を養い、それぞれの「深さ」を追求していきましょう。

おさとちゃ

ブログ記事は何度も何度もこれを繰返してめちゃくちゃリライトしまくってる…。これを続ければそのうち繰り返し回数が減ると信じてやってるよ~

前提を疑う

思考の質は、正しく疑うことで高まる。「当たり前」を見直してみることで、見えてくるものがある…カモ♪

前提を疑うことは「普通」や「常識」に疑問の目を向けること。それをすることで、ものの見方が変わります。「普通はそうだから~」という思考停止状態を脱して視野が広がり、より深く考えることができるようになります。人は、1度それが「当たり前」だと思うとそれ以上深く追求することをやめるそうです。考えに深みがうまれなくなってしまうのは、これも原因のひとつです。普通や常識は時代によって変化するため、前提を疑うことは重要です。

おさとちゃ

最近、いらない保険を解約したら担当の方から「普通は~」と少し怒ったように話をされたよ…あの状態も思考停止状態だったのかな…?10年もかけ続けたのに…。

思考する力とは結局何なのか…?

【考える】【思考】とはなんなのか、辞書で引いてみました。

考える すでに得た経験や知識を基にして、未知の事柄を解決しようとして、そのことに精神を集中する。

新明解 国語辞典

思考

冷静に論理をたどって考えること

新明解 国語辞典

自分で考え思考するということは、現時点で知っていることやできることをフルで使い判断・表現する力のこと。そして、与えられた情報で繋がりをもたせ、仮説を立てることが出来れば解決までたどり着けるかもしれませんね。

子育てに活かす【自分で考え行動できる子になるには】

子どもに、自分で考え行動できる人になってほしいと望む方も多くいることと思います。それにはまず、親が背中を見せる必要があります。子どもの思考は親の考えや環境に影響されやすいともいわれています。子どもに求める前にまずは親から!!ということで前項目を読んだうえでこれから先を読むことで、より理解が深まります◎

子育てをしていると、「もうそんなこと理解しているの?」「いったいどこで覚えたの?」と思うことが多くあります。親が知らないことを延々と語ってくれることもあります。それはなぜなのでしょうか?

現在3歳児の息子は「なぜなぜ分析」をナチュラルにしています。「なんで」の返答に「なんで」…なんでは続くよどこまでも~。私のほうが試されているのではとよく思います…。

時間に余裕がなくイライラする日もありますが、繰り返される「なんで」に永遠につきあうことで、私自身の知識や語彙力が増えたように思います。聞かれてわかることには3歳児でも理解できる言葉で教え、わからないことは一緒に調べたり知っている人に聞いたりするからです。それをすることで子ども自身もわからないときはどうすればいいのか、どんな人に聞けばいいのかを学習してくれ…るといいなと思っています。

おさとちゃ

こどもの成長とともに、自分も成長している感じがして楽しいよ~♪「なんで」に付き合うことで大人にもメリットがあるとは~! 付き合えないときは「なんでだと思う?」と返すことにしてるよ♪

こどもちゃれんじのサイトでこんな紹介がありました。詳しく知りたい方は、枠内下のリンクからどうぞ♪ 全文とても参考になります♪

「〈かきくけこ〉の考える力を伸ばす5つの質問」

  • …考えさせる 「あなたはどう思う?」「どうしたらいいかな?」
  • …企画させる 「いつやる?」「誰とする?」
  • …工夫させる 「もっと~するにはどうしたらいい?」
  • …計画させる 「どのように~する?」
  • …行動させる 「まずは何から~する?」
ベネッセ こどもちゃれんじ

子どもが自分で考え、行動するようになるためには、強制・強要や親が先に決めてしまうなどの行為はNGです。それについてはこれから書いてまたリンクします(執筆中

まとめ

考えるって何?考える力や思考力はどうしたら身に付くの?について解説しました。

  • 思考の量と質を確保(思考の3要素 幅・深さ・角度を意識する、前提を疑う)
  • 自分の知識や経験からできることを割り出し、フル活用すること
  • 思考は子どもにも影響し、子育てにも活かせる

同じところをグルグル考えていると時間が過ぎていた…なんてことになったときは、ぜひこの記事を思い出して実践してみてくださいね♪

私も何度もここで振り返る予定です◎