新婚時に住んでいたのは、相手の勤め先の社宅だった。そこは養鶏所の近く。常にフンのにおいが漂っていて、風向きによってはにおいが付きそうで洗濯物も外に干したくない場所だった。
そんな環境で、当時私が戦っていたのは『ハエ』。シーズンになると、目覚ましはハエの羽音。素敵なハエとの1日が始まる日々。約30匹は毎日殺虫していたと思う。それが約1カ月たつか経たないかの頃、私は夢の中でもハエと闘うようになっていた。コバエについての記事をあげたことがあるが、このとき私が格闘していたのは普通サイズの『ハエ』。ハエとの奮闘中、いろんな方法で殺虫を試みた私が見つけた、確実に時短で殺虫できる方法は『電気ハエたたき』だった。
これは、私がハエと闘う日々の中、その答えにたどり着いた理由、他に試したことの記録。これを読めばあなたもハエ取名人!不快な羽音に悩むことなかれ。
ハエはどこからやってきたのか
養鶏所が近所にあることで、元々ハエが多い地域だった。それに加え、社宅が古い建物だったため窓の下あたりに親指サイズくらいの隙間があった。侵入し放題!そしてなぜか我が家の玄関にはくぼみがあり、雨が降るとそこに水たまりができた。玄関マットを敷いてたが、ハエ対策としてはあまり意味をなさなかった。
雨が上がって太陽が見え始める頃、「今いっせいに孵化(ふか)したの!?」と思うくらいの大量のハエがその水たまりにたかっていた。その光景を初めて見たのは、家を出ようと玄関のドアを開けたとき。まさに地獄絵図。目を疑って一度ドアを閉め、目を閉じ一回落ち着いてからそっとドアを開ける。何も変わらない。さっき見た光景が広がっていた。きっと、ハエにとってはこれ以上ない最高の環境なのだろう。
雨が多い地域だったから、その頻度も高かったのよ…
ハエと格闘した日々にした対策
1.殺虫剤
スプレータイプの殺虫剤を、侵入しそうな場所にふりまいた。意味があるのかわからないけれど、それによってやられたのは私のほうだった。ハエ用の殺虫剤であっても、人間にも影響があることを知る。
ハエを見つけたときは、直接ふりかけた。この地域のハエは近くに栄養がたくさんあるからなのか、大きくて真っ黒で素早い。「はえははえー」とつまらないことを思いながら、1本分のスプレーがなくなりそうになるほど1匹にかけていたこともあった。少量スプレーがかかったくらいでは全く衰えず元気なこの地域のハエ。飛べなくなって弱っているところをパチンとハエたたきでたたき続けていた。
効率が悪い上に、自分がやられてしまうのでこの方法は断念。そして、1匹殺したとてまだたくさんいるのよ~…。
2.ハエにも効く太巻線香
殺虫剤ではらちが明かないと思った私は、大量殺虫を計画。そして見つけたのがハエにもきくという太巻線香。購入して早速たいてみた。…その煙にやられたのは私の方だった。
ベランダや玄関の外でたいてみた。我が家の玄関を通る幼い子がママに「なんかくさい~」と言っていたのが聞こえてきて「ごめん」と思って使用を中止した。
蚊取り線香よりも強力な香りだったよ。夫は平気そうだったから、煙や香りが苦手ではない人は使えるかも♪ 確かに、これを焚いていた時はハエみなかったから効果はあるよ◎
3.ハエとりがみ
殺虫剤や線香を吸い込むことは自分にも害があると悟った私は、その影響のないハエとりがみを使ってみた。「わぁ~!!」という夫の声に「早速かかったか!?」とワクワクして見に行くと、トラップにかかっていたのは夫だった。その後しばらくの間つるしていたが、トラップにかかるのは永遠に夫だけだったので使用を中止した。
設置場所が悪かったのかも。 商品レビューを見てみると、2~3匹まではなかなかつかないが、そのラインを超えるとびっしりつくという意見も。それはそれで後処理がヒェってなりそうだったかも…。
4.その他
その他にやったことをざっと紹介します。
- ハエの侵入経路をふさぐ…窓の隙間というスキマを詰める
- ミントのアロマを自分につける…せめて自分の耳元で飛ばないで!
- 玄関やベランダにかけるタイプの虫よけ…意味あるのかないのかわからなかった
- ハエ取棒…家の中の見た目があまり好みではない
- バルサン…コバエだけでなく、Gやほかの虫対策にも◎
- 液体虫よけやビーズ状の虫よけを玄関などに設置
- ハエたたき…どこかに滞在してくれてないとたたけない。
- ペットボトルでハエ取装置自作…労力のわりにあまり取れなかった
- ハエが好みそうな場所を徹底的に掃除&常に清潔を保つ
ということで、思いつく限りの対策をした。どれかひとつというよりも、場所とお金と気力が許す限り併用していくことでハエの量をグッとへらすことができる。
電気ハエたたきが一番いい理由
こんな感じで、ラケット状になった電気で殺虫するタイプのハエたたき。
電流が流れている部分に当たりさえすれば、一発で仕留められる。初めて使って成功したときは感動モノ。
- ハエに当たると「バチバチ」と電気の火花が見えるため、確実に息の根を止めることができる。(まだ動くかも…という心配がない)
- 瞬殺できるうえに、ハエが飛んでいるときに仕留めることができるためじっくり追い詰めたり様子をうかがったりする必要がない。
- 自分で仕留めたという達成感が得られ、「まだどこかに潜んでいるかも」という不安をなくすことができる
- ハエに当たると「バチバチ」と電気の火花が見えるため、それが苦手な方には向かない。
電気タイプで置型の商品もあるので、ラケットを振り回したり仕留める瞬間を見たくない方はコチラの商品がオススメ。他より少しお値段は上がるけど、確実に、瞬時にを目指すならこれ一択!(画像準備中)
ハエが発生しやすい時期と時間帯と場所
ハエの発生しやすい時期と時間と場所をおさえておけば、対策も取れる!!
1.春から夏にかけての季節
多くの地域では春から夏にかけて気温が上昇し、湿度が高くなるため、ハエが発生しやすい。特に暖かい気候と湿度が促進
2.日中の時間帯
日中に活動する昼行性の昆虫であり、特に午前中から午後の暖かい時間帯に活発に。日が出ている間は食物を探し、繁殖地を求めて飛び回る。
3.湿度と温度
高い湿度と温度を好み、湿気の多い場所や暖かい場所での発生が増える。特に水がたまりやすい場所や水辺、下水道などがハエにとって好環境。
4.食物やゴミの周囲
食物や有機物の周辺で特に発生が多く、食べ物やゴミ、堆肥、汚れた食器などがある場所に集まる。食品加工場、ゴミ捨て場などはハエが発生しやすい。
まとめ
試行錯誤を重ねた結果、電気ハエたたきが最も効果的なハエ駆除手段だったことがわかった。電気ハエたたきおすすめの理由は以下の通り。
- 即効性
- 使いやすさ
- 経済的
- 安全性
- 環境への配慮
ハエの悩みを抱えている方は、ぜひ一度お試しを!その効果に驚くこと間違いなし!