私に何かあったときって、スマホの情報とかデジタルデータってどうなるんだろう?ちゃんと見つけてもらえるのかな…?
「デジタル終活」って知ってる?デジタルデータを洗い出して整理しておくことでその悩みを解決できるよ♪整理したものは信頼できる人に保管場所を伝えておいてね◎
ちゃんと残しておけばいいのか~!!
内容はがっつり個人情報だから取り扱いには十分注意してね!
デジタル終活が必要な理由とその手順
デジタル時代の終活は、現代人にとって欠かせない準備のひとつです。「デジタル終活」はまさに、新しいエンディングプランともいえます。
デジタル終活とは?
デジタル終活とは「デジタル遺品に対する死後の取り扱いについて考える活動」のことです。デジタルデータやオンラインアカウントを整理・管理することがそれにあたります。現代社会では、多くの情報がデジタル化されていて、SNS、メール、クラウドストレージ、オンラインバンキングなど整理するものは多数あります。
確かに、サブスクやネット銀行とか契約してるの私しか知らないものがほとんどだわ~
どうしてデジタル終活をするの?
1. 大事な情報を守るため
スマホやパソコンには、写真、連絡先、メール、SNSアカウントなど大切なデータがたくさん入っています。これらのデータ整理をしておくことで、重要な情報を適切に管理し、保護することができます。
2. 家族の負担を減らすため
自分が亡きあと、家族がスムーズ&適切に処理することができるので、遺された人の負担が減ります。
3. 個人情報の流出を防ぐため
FacebookやInstagramなどのSNSアカウントがそのまま残ってしまうと、悪用される可能性があります。デジタル終活でアカウントを適切に処理することで、個人情報の流出を防ぐことができます。
4.遺産相続の円滑化
ネット銀行やネット証券、仮想通貨など、デジタル形式の財産も増えています。これらを整理しておくことで、相続手続きがスムーズに進みます。
5.エモーショナルな価値を守るため
写真や動画・メッセージなど、思い出のデータは家族にとってかけがえのないものです。これらを整理することで、後世に残すこともできます。
デジタル終活をしなかったらどうなるの?
大事な写真やデータを見つけてもらえない
あなたが持っている大切な写真やビデオを、家族に見つけてもらえない可能性があります。お葬式では、それらが必要になることが多く写真をかき集めている様子をよく見ます。
連絡が取れなくなる
友だちや家族の連絡先がわからず、連絡が取れなくなってしまうことがあります。連絡すべき相手に伝えることが出来なくなってしまうのはつらいですね。最近では、保育園・幼稚園・学校などとの連絡もアプリを使っているところがほとんどなので、こどもがいる方はその連絡先も共有しておきましょう。
取引先などもすべて私しか知らないから連絡が来ても誰も対応できなくなっちゃう…従業員のいない個人事業主の方は特にやっておいた方がいいかも…
デジタル終活のステップ
1. デジタル資産のリストアップ
すべてのデジタル資産のリストを作成します。SNS・メールアドレス・オンラインストレージ・サブスク・ネット銀行や証券など。
これが一番大変化かも…。調べている中で私が盲点だったのは、switchオンラインの会費だったよ~
2. アカウント情報の整理
各アカウントのログイン情報(ユーザー名、パスワード)を整理し、安全な場所に保管します。パスワードマネージャーを利用するのも一つのテです。不必要なものは解約すると◎
3. デジタル遺言の作成
デジタル資産の取り扱いについて、具体的な指示を記載したデジタル遺言を作成します。各アカウントの削除方法、遺族に引き継いでほしいデータの詳細も書きましょう。
つらい…逃げたい…難しい…考えたくない…
おさとちゃ、落ち着いて!! 書けるところからやっていこう♪一度にすべてしようとしなくても大丈夫だよ♪
4. 信頼できる人への共有
3.で作成した情報を信頼できる人(家族・友人・弁護士)と共有します。対応しやすいように、必要な情報を伝えわかりにくいことはないかなど話し合いましょう。
5. 定期的な見直し
デジタル資産は日々変化します。定期的にリストや指示内容を見直し、最新の情報に更新することが大切です。
デジタル終活の具体例
SNSアカウントの管理
多くのSNSは、ユーザーが亡くなった後のアカウント管理方法を提供しています。例えば、Facebookは「追悼アカウント」として設定することができます。事前に設定して追悼管理人を指定してその相手にそのことを伝えましょう。
亡くなった後の各SNSのアカウント管理法方法はこちら(執筆中)
クラウドストレージの整理
クラウドストレージには、大量の写真や書類を保存している方が多いと思います。これらのデータがどこに保存されているか、アクセス方法などをリスト化し、信頼できる人に託しましょう。
オンライン銀行とサブスクの整理
オンライン銀行やサブスクのアカウント情報を整理し、家族がすぐに対処できるようにしましょう。お金の問題は特にトラブル発生の元になりやすいので、最優先かな~と思います。
デジタル終活を法的に見てみた
デジタル終活には法律的なことも関係してきます。個人のデータはプライバシーや法律で保護されているからです。
例えば、SNSのアカウントやクラウドサービスに保存されているデータは、その人の「財産」として扱われます。亡くなった人のデジタルデータも、遺産相続の対象となる可能性があります。しかし、遺産相続の手続きでは、通常の物理的な財産とは異なり、デジタルデータの取り扱いは難しい部分があります。
まだ法整備しているところで、グレーゾーンが多いみたい。
デジタル遺言・遺産の管理に関する法律
デジタルデータは知的財産権も関係ます。著作権法や特許法などの知的財産法は、デジタルコンテンツやソフトウェアなどの知的財産を保護し、不正なコピー、使用、流通から守るためにあります。
デジタル終活を考える上で、法的な側面を理解し適切におこなうことが大切になります。それを学んだうえで遺すことで、自分や家族のデジタル遺産を守ることができるのでしっかりおさえておきましょう◎
とりあえず、いろんな法律が絡んでくるからやっておこうってことでいいっすか…?
まずはそこからで十分OKだよ!こんな大人の事情があるんだよ~って知ったうえでやっていこう♪やっているうちにだんたんと「そういうことか」ってなることも多いよ◎
まとめ
デジタル終活が必要な理由とその手順について解説しました。「自分に、もしものことがあったとき」の想像をしにくかったり、よくわからなくてなかなか進まないかもしれません。何のためにするのか、をもう一度よく考えて理解したうえでやっていくといいかもしれませんね。
私も子どものためのお金をネット銀行でためていたり、様々なアカウントを持っているのでそれが見つからない場合、子どもや親族に苦労させることになってしまうな…と改めて思い重い腰をあげることにしました。
一緒にデジタル終活はじめませんか(^^? 参考になれば嬉しく思います。